四季の森公園の樹木や野草の観察記録です。                                            作成  ichan
四季の森公園の植物              

目次 

四季の森公園の四季 

1月   7月 

2月   8月 

3月   9月 

4月   10月 

5月   11月 

6月   12月 

 地図

 

リンク集

 

舞岡公園の植物

 

三ツ池公園の植物

 

神奈川通公園

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・四季の森公園で、四季折々に見ることが出来る樹木や野草を紹介します。(間違い等があるかも知れません。ご容赦の程お願いします。)

6月 ムラサキシキブ

 はす池沿いの木道を進んで行くと、既に花を終えてしまったニシキギやミツバウツギが沢山見られる、それらを見ながら進むと、薄らと紫色がかった花が見えてきた。これがムラサキシキブである。この仲間にはコムラサキ、ヤブムラサキなどがある。コムラサキは公園などによく植えられており、ムラサキシキブよりは小型で、花も小さい。しかし、果実がムラサキシキブのように簡単に落ちないので、秋には艶のある紫色の果実が輝いて見える。ムラサキシキブは果実が簡単に落ちて仕舞うので、秋にはコムラサキ程の美しさを期待できない。ムラサキシキブの花が見え出すと、毎年、ヤブムラサキとどこが違っているのか考えるようになる。しかし、この違いがよく分からない。以前調べた時、「ムラサキシキブの両面が多少ざらつくのに対し、ヤブムラサキは触るとビロー状の感触があることで区別できる」や「葉の基部の形の違い」などの資料があったが、区別は難しい。ヤブムラサキを見つけるのが大きな課題だが、未だにそれらしきものが見付けられていない。

四季の森公園について

 街の中に、こういうところがあるとは、訪れてみなければ分かりません。町の中の騒音はここには届いてきません。静かで、空気は新鮮で、緑が多く、ここの中にいると、全身が癒され、新しい活力が芽生えてきます。
 一昔前まで、ここは農家や水田があり、農村の生活が営まれていたという。今でもその名残があり、池の周り、里山には季節折々の草木が花を咲かせ、実を結びます。
 ここを歩くと、いろいろな草木に出会います。中には、他所には見られない貴重なものも見つかります。自然に触れあい、自然からいろいろなことを学びたいものです。

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